古民家オフィスリノベーション｜川崎市・横浜市・神奈川のリフォーム・デザイン設計はサカエデザイン

リフォームの概要

・物件の所有者である施主が、自社オフィスとしての活用を考え、サカエデザインにリフォームを依頼

・物件は江東区清澄白河の築60年の一戸建て、2階建て2R

・建物も設備も古く、雨漏り等によって傷んでいる箇所もあったので、当社の古民家再生の知識と経験を活かして、建物の補修からスタート

・使いにくい6畳二間の間取りを見直し、1階・2階ともに広めの１Rにすることで、オフィスに限らず住居や店舗など、さまざまな用途として使える物件へ生まれ変わった

設計のこだわり

まず立地として、周りを３階建ての建物に囲まれているという大きな問題がありました。
これによって建物内は、昼も暗く、風も通らない状態でした。

そこで光と風の通る“抜け”を作り、明るさと開放感を実現するデザインにこだわりました。

まずは1階、玄関スペースをあえて無くして、全体を土間にしました。

エントランスの扉にはガラス戸を選択。
もとは1階にあったお風呂やトイレ等の水回りを2階へ移動し、1階を店舗/オフィス、2階を住居として利用できるようにしました。

また「垂直方向に“抜け”を取る」ことで開放感を感じやすいという特徴を利用し、2階の床の一部にグレーチングを採用。結果、2階の大きな窓から入る自然光が1階の部屋まで照らすようになり、明るさの問題を解決。さらに風通しも改善されました。

築60年・ボロボロだった家屋が、オフィスや店舗、住居など、汎用性をもったスタイリッシュな物件へと生まれ変わりました。