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リフォームで間取りを変更できる?相談時の注意点を確認

家族構成や暮らしの変化により、住宅の間取りを変えたいという希望を持つ方もいるでしょう。
「住み替えではなく、今住んでいる住宅で間取り変更が行いたい」と考えているかもしれません。
そこで、既存の住宅の間取りをリフォームで変えられるのか、その費用はどのくらいかかるのかについてまとめました。

図面をチェックしリフォームによる間取り変更が可能か判断

住宅の間取りは自由自在に変更できるわけではありません。
柱や壁、梁など基本となる構造で建物全体を支えているため、これらの構造体を取り除くことはできないためです。
まずは建物の図面をしっかりとチェックして、リフォームによる間取り変更が可能なのかどうかを見極める必要があります。

マンションの場合は管理規約の確認

マンションの場合、間取り変更で壁を撤去するといったリフォームは難しいケースがあります。
これは壁が建物全体を支える構造体の一部となっていることがあるためです。
またマンションでは管理規約による制限内でのリフォームが求められます。
防音性の維持ができないようなリフォームや、電気やガスの容量を超えるようなリフォームはできません。
例えば間取り変更により新たにコンセントを取り付けたいという場合、電気の容量が足りなくなる可能性が出てきます。

ツーバイフォー工法の戸建てでは大掛かりな間取り変更が難しい

ツーバイフォーという工法で、建物が壁で構成されている住宅の場合、壁自体が構造体の一部となって建物を支える役割を担っています。
そのため、壁が取り除けない可能性があり、間取り変更は難しくなってきます。

在来軸組工法の戸建ては柱や梁の補強で可能になることも

在来軸組工法の戸建ては、柱と梁、そして筋交いが入った壁が主な構造体となっています。
筋交いが入っていない壁であれば撤去が可能ですが、構造体である柱や梁、筋交いが入った壁は取り除けません。
ただ、柱の中には構造体に含まれないものや、構造体となっている柱でもほかの柱や梁を補強することで撤去が可能となる場合もあります。
ツーバイフォー工法の住宅に比べると、リフォームで間取り変更がしやすいといえます。

人気の間取り変更リフォームと大まかな費用

実際にリフォームで間取り変更が行われているケースは沢山あります。
中でも多くみられる4つのリフォームについて、どのような工事が行われるのか、費用はどのくらいかかるのかをまとめました。

独立したキッチン・リビング・ダイニングをLDKにまとめる

リフォームによる間取り変更で人気が高いのが独立しているキッチン、リビング、ダイニングをまとめ、大きなLDKに替える工事です。
細かく3つに分かれていた部屋を1つにまとめることで、広い空間が作り出せます。
間取り変更のリフォームでは規模が大きなものとなり、費用は100万円~300万円程かかるのが一般的です。
ガスや水回りの位置を変える工事になると、費用はより嵩んでいきます。

広い部屋に間仕切りを付けて個室を確保

1つの広い部屋に間仕切りを付け、子どもそれぞれに独立した部屋を与えたいといった希望を持つ家庭は多くあります。
間仕切りを追加することで個室を増やすリフォームは5万円~20万円ほど。
ドアも新設して完全な個室を作り出すというリフォームなら15万円~30万円程が目安となります。
完全な個室ではなく、部屋にアコーディオンカーテンを設置して間仕切りを作る方法なら、5万円~8万円ほどで設置可能となります。

個室の壁を取り払い大空間へ

細かく区切られた個室の壁を取り払い大空間の部屋に間取りを変える工事は、構造体に補強を入れる必要がなければ撤去だけなら5万円程度から。
さらにコンセントなどの電気配線の工事も含めば10万円程度の費用が目安となります。
壁は撤去すればリフォームが終わるわけではありません。
撤去した壁があった部分を整える工事や、床の張り替え、壁紙の張り替えなどの工事も加われば費用は大きく変わります。
例えば6畳の洋室を一部屋にまとめ、フローリングを張り替えるといったリフォームを行うと35万円~55万円ほどかかります。
どちらかの部屋が和室だった場合には、35万円~60万円程と少し工事費用が高くなる傾向があります。

水回りの間取り変更は慎重に

キッチンの場所を変更する、トイレや浴室を移動するといった水回りの間取りを変更する場合は慎重に検討する必要があります。
給水や配管の工事も必要になるため、工事の規模が大掛かりになるためです。
水回りのリフォームは200万円~500万円とかなり幅が出てきます。
配管工事がどの程度の規模になるか変わるためです。
費用を押さえたい場合には、水回りのリフォームはできるだけ場所を変えないプランで考えるとよいでしょう。

リフォーム費用を抑えるポイント

間取り変更のリフォームにはおおよその費用目安がありますが、水回りを移動させたりガスや電気の配線も変更したりするなど、工事規模が大きくなれば、どんどん費用は高くなります。
できるだけリフォーム費用を抑えたい場合には、既存の設備はできるだけ動かさないようにしましょう。
また規模が大きなリフォームになると、工事期間中は自宅で暮らせないというケースも出てきます。
工期が長引けば仮住まいで暮らす期間が長引き、その費用も嵩みます。
できるだけ工期が短くなるような工夫も必要となります。
リフォームで使用する部材、どの程度までリフォームを行うのかなど細かい部分をチェックして、不要な部分を削っていくとよいでしょう。

まとめ

住宅を建て替えたり住み替えたりしなくても、リフォームで間取りを変更することは可能ですが、構造体の状態によっては難しい場合もあります。
まずは建物がどのような工法で作られているのか、取り除ける壁や柱があるかをリフォーム会社と一緒に確認するとよいでしょう。
リフォームが大掛かりになれば、それだけ費用は嵩みます。
リフォームに掛けられる予算をしっかりと決めてからリフォーム会社と相談をしてプランを考えることで、予算内で後悔することなく間取り変更のリフォームが行えるでしょう。

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