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店舗は外装も大切!リフォームやデザインのポイントを押さえよう

お店の前を通った時に「おしゃれな外観に興味を持ってふらりとお店に入ってみた」という経験を持つ方もいるでしょう。
初めてお店に入る方にとっては、お店の外観はお店選びのポイントの1つです。
新規顧客を開拓するためには、店舗の外装も大切であることが分かりますよね。
今回は店舗の外装リフォームを行う時のポイントを紹介します。

 

1.看板以上に外観が店の存在を知らしめる

普段道を歩いている人は、お店の看板に意識を集中して歩いていることはまずありません。
意匠を凝らした看板を設置しても、多くの人は看板にすら目を向けることなく歩き去っていきます。
一方で目を引く外観を持つ店舗の場合はどうでしょうか。
何となく気になり視線を向けるきっかけとなります。
さらにその人の興味を引く外観を持っている店舗であれば、入店してみようかなと思うことでしょう。
「どんな名前のお店なのか」「どんな商品やサービスを販売しているお店なのか」と興味を持ち、看板などに目を向けるのです。
初めてお店の前を通る方にとっては、看板以上に外観でお店の存在を知ることになるのです。

2.お店の内容やコンセプトが分かる外観作りがポイント

いくら目を引く外観を持つ店舗を作ったとしても、それが奇抜過ぎるものなら避けられてしまいます。
どのような商品やサービスが提供されているのか分かりにくいと「入ってみよう」という行動につなげることは難しいでしょう。
どのような商品やサービスが提供されているのか、外観から一目で見て分かる外観作りを行う必要があります。

周りに馴染み過ぎないデザインにする

新興住宅街に行くと、似たような外観を持つ住宅が立ち並び整った印象を受けます。
それぞれ工夫を凝らして建築したであろう住宅も、通りすがりの人から見れば周囲に馴染み過ぎて風景の1つに溶け込んでしまうのです。
店舗も同じです。例えば商店街のように沢山の店舗が並んでいる立地なら、周りに馴染んだ外観をデザインしてしまうと店自体が風景の1つとして馴染んでしまい、店の存在が目立ちません。
周りに比べ少し目立つデザインにすることで、店の存在感が増します。

看板は目線を意識した位置に設置する

店舗の存在を確認した時に初めて、通りすがりの人はその店がどのような店なのか興味を持つこととなります。
その時に、お客様の目線を意識した位置に、店舗の名前・販売している商品やサービスが分かる看板を設置することが必要です。
意匠を凝らした文字やデザインの看板もよいのですが、あまりに凝り過ぎて店舗の名前が分からないのでは看板の意味がなくなってしまいます。
伝えるべきことがしっかりと伝わる看板を設置するとよいでしょう。

ある程「型」に合わせて外観作りを行う

暖簾が掛かったお店なら、どことなく和食料理店や和菓子店だと感じます。
イタリアの国旗が飾られていればパスタやピザを提供するイタリアン料理店かなと思います。
緑色の十字のマークがあれば、病院や薬局だろうと感じるのではないでしょうか。
このように、人は今までの経験上ある程度の「型」に当てはめて、どのような店なのかを判断しています。
つまりその「型」に合わせた外観を作ることで、道行く人にある程度お店の内容が伝えられます。
ぱっと見て、どのようなお店なのかが分かる外観作りが必要です。

入りやすい雰囲気作り

どんなお店か分かっても、入りにくい雰囲気を持つお店だと、初めて来店する人には「お店に入る」ことが大きなハードルとなります。
初めてお店に入る人でも、安心して入れる雰囲気を作る必要があります。
例えば、通り沿いに大きな窓を設置し中が見えるようにしたり、扉を開けておき店内の様子が感じられるようにしたりするとよいでしょう。
店内が見えることで、初めてのお店に入る時に感じる不安が減ります。
また、その店舗が販売する商品やサービス内容が見えることで、お店のコンセプトが分かりやすくなるメリットもあります。

3.程よく視線を遮る工夫も大切

お店の中を通りから見えるようにすることは大切ですが、同時に店内に滞在している人が外側から見え過ぎない配慮も必要です。
飲食を楽しんでいるのに、外からの視線が気になってしまっては困ります。
また、美容院やサロンだと「施術中は人に見られたくない」「お店に滞在していることを他の人から見られたくない」といったお客様もいるでしょう。
そのため、窓の一部をすりガラスにして、着席しているお客様が外側からは見えにくいようにするなど、工夫する必要があります。

4.店舗の外観リフォーム実績が高いデザイナーや施工店を探す

外観リフォームを行う会社は沢山ありますが、その会社がどのようなリフォームを得意としているのかにより提案プランには大きな差が生まれます。
例えば一般的な住宅やオフィスビルなどのリフォームをメインとしている会社では、どうしても周囲に馴染むデザインプランを提供しがちです。
またカフェのデザインが得意、和食料理店のデザインが得意、病院などのデザインが得意など、店舗の業態別に得意とするデザインがあるケースもあります。
依頼する会社を選ぶ際は、リフォームする業態の店舗の外装リフォームを得意とするだけではなく、自分が思い描くイメージと似た店舗のリフォーム実績を持つことも大切です。
実際に店舗に足を運び、一緒にプランを考えてくれるデザイナーや施工店を探すとよいでしょう。

まとめ

店舗の外観リフォームでは、自分が好きなような外観を持たせるのではなく、どのような業態の店舗なのかを分かりやすく伝えられる外観デザインが必要です。
また、店内が外から見えやすいようにするなど、店舗に入りやすいような雰囲気作りも大切。
一方で、お客様が外から視線を気にしなくて済むような配慮をすることもポイント。
店舗の外観は、看板以上に店の存在を多くの人に知ってもらうツールとなります。
そこを意識して店舗外観デザインを考えるようにしましょう。

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