アイランドキッチンとは？メリット・デメリット徹底解説！

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アイランドキッチンとは？メリット・デメリット徹底解説！

2021.05.26

おしゃれで開放的なアイランドキッチンは、あこがれの設備の一つです。アイランドキッチンには見た目の美しさだけでなく、さまざまなメリットがあります。このメリットをいかすには、アイランドキッチンが持つデメリットもあわせて理解しつつ、対策を行うことが重要です。アイランドキッチンのメリット・デメリットやデメリット対策・費用相場をご紹介します。

アイランドキッチンとは

アイランドキッチンとは、シンク・コンロ・調理スペースが独立しているタイプのキッチンです。
対面型キッチンの一つで、ダイニングやリビングと向き合う様に設置されます。
キッチンとして機能する設備が壁に設置されていないことが最大の特徴であり、この特徴がアイランドキッチンのメリットとデメリットを生み出しています。

アイランドキッチンのメリット

<アイランドキッチンのメリット>
・開放感がある
・空間設計の自由度が高い
・数人での作業に適している
・コミュニケーションが取りやすい

開放感のあるデザインは、アイランドキッチンが持つ最大のメリットです。
このメリットは、明るく広々としたデザインにできるだけでなく、設備の配置を自由に設定できるので、空間設計における自由度の高さも生み出しています。
アイランドキッチンはデザイン性に優れているだけでなく、機能面でも優秀です。
アイランドキッチンは従来のキッチンとは違い、動線が複数存在します。
そのため複数人で共同作業していてもスムーズに動くことが可能です。調理時間や手間の短縮効果が期待できます。
また、開放的な分従来のキッチンよりもコミュニケーションが取りやすいため、会話をしながら食事や調理ができるのもアイランドキッチンならではのメリットといえます。

アイランドキッチンのデメリット

メリットがたくさんあるアイランドキッチンですが、デメリットもあります。

<アイランドキッチンのデメリット>
・広いスペースが無いと設置できない
・収納が少ない
・こまめな整理整頓が必要
・においや汚れが広がりやすい

アイランドキッチンは設備の両隣に通路を作らなくてはならないため、最低でも6畳分のスペースが必要です。
通路も狭すぎるとキッチンの後ろに大型家電を置こうとしたときに、家電が通れなくなる恐れがあります。

キッチン自体が独立しているため、従来のキッチンよりも収納スペースがあまり取れません。
開放的なデザインである分、食材や調理器具をそのまま出しているとだらしがない印象を与えてしまいます。

収納が少ないのにきれいに見せるにはこまめな整理整頓が必要という点は、頭の痛いデメリットです。
また、においや汚れをさえぎってくれる壁がないため、キッチンと繋がっている部屋ににおいや汚れが広がりやすいのも大きなデメリットといえます。

アイランドキッチンのデメリット対策

アイランドキッチンのデメリットは、設計の時点から気を付ければある程度緩和できます。
まず汚れやにおいの問題ですが、これは高度な換気システムを導入する、透明のレンジパネルやカバーを設置するといった対策が取れます。
キッチンと隣接している部屋との間に、間仕切りドアなどを導入するのも良い方法です。
収納の問題は背面収納を活用しましょう。

アイランドキッチンの場合、家電を壁際に置くことが多いですが、この家電を置く壁に収納を作っておけば、アイランドキッチンの動線をいかしつつ収納を増やすことが可能です。
壁際収納を作る場合は、家電のレイアウトに大きく影響するコンセント位置にも注意しておくと、より便利に活用できます。

アイランドキッチンの費用相場

従来の壁付けキッチンをアイランドキッチンに変更する場合、150～200万円程度が費用相場といわれています。
工事の規模が大きくなる場合や、高性能な設備を取り付ける場合は250～300万円位が相場の金額です。
これはキッチンに限ったことではありませんが、設備の性能を追求したりデザイン性にこだわる際は、当然その分費用もかさみます。
一方で、工夫して費用を100万前後に抑えたケースもあります。
アイランドキッチンのリフォームやリノベーションをする際は、機能やデザインだけでなく費用コストにも注目しましょう。